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走ると反則!~知られざるウォーキングフットボールの世界~

JFA(日本サッカー協会)で働く「中の人」には、サッカーをプレーしてきた人もいれば、全くプレーをしたことがない人もいます。
それぞれのサッカー経験値は異なるものの、選手のプレーを間近で見ていると、ボールを蹴りたくなる気持ちが湧いてきて…。
そんな中の人が集結し、とあるサッカー大会に出場しました。
その名も「JFAウォーキングフットボールフェスティバル ペンギンズカップ幕張」
今回は、この「ペンギンズカップ幕張」に参加した「SAMURAI BLUE中の人」チームの様子をレポートします。

ウォーキングフットボールとは?

今回、中の人チームが参加したのは、「歩いて行うサッカー」ウォーキングフットボールの大会です。ウォーキングフットボールは、走ってはいけない、ヘディングや接触・スライディングが禁止等、できるだけ怪我の起こらないように考えたルールの下で、サッカー経験がない人や運動が苦手な人、障がいのある人でも一緒に楽しむことができます。
その歩き姿が「ペンギン」を想起させることから、日本ウォーキングフットボール連盟は「ペンギン」をキャラクターに用いて、「ペンギンズカップ」を開催しています。
ピッチの大きさは普通のサッカーの半分以下。中の人も「ペンギン」プレーヤーとして、ゴールキーパーを入れた6人で試合に臨みました。

やっぱり、試合前は緊張する

所属部署もバラバラで、その日初めて集結した中の人チーム。
まずは呼び名を決めることからスタート

今回、初心者にも関わらず果敢にも大会に出場した「中の人」チーム。大会とはいえ和やかなムードの「ペンギンズカップ」でしたが、中の人は試合前とっても緊張していました。
普段、プレッシャーのかかった試合に臨む選手たちを思うと、常に緊張と隣合わせの彼ら・彼女たちを改めて尊敬します…。

つい足が出てしまいます

ファウルがあるとフリーキックのチャンス!

サッカー経験アリの中の人はウォーキングフットボールのルールに悪戦苦闘。プレーが白熱すると相手に体を寄せてしまったり、高く浮いたボールを蹴ってしまって、ファウルを取られることもしばしば…。


どんな人にも得点のチャンスあり!

サッカー経験ナシの中の人でも、接触NGのルールの下ではドリブルでボールを運びやすく、「攻撃に参加している」実感を楽しむことが出来ました。時にはシュートを打つことも!初心者でもこんなプレーがしやすいのはウォーキングフットボールならではの魅力です。

サッカー初心者「中の人」も積極的に攻撃参加!

ゴールが決まると全力ダッシュ!

普通のサッカーと同様、ゴールが決まったときの喜びはひとしお!ゴールパフォーマンスではここぞとばかりに走って喜びます。
※喜びすぎて写真がありませんでした…

…と、無我夢中であっという間に4試合を終えた中の人チーム。
サッカー歴も所属部署もバラバラのメンバーでしたが、一試合一試合楽しみながら勝利を目指し続けて、結果は3位入賞
仲間とボールを蹴るって本当に楽しいなぁとそれぞれ実感しながら、翌日しっかりと筋肉痛がやってきたのでした。
※当日の映像はこちら

優勝チームに贈られた”ペンギンズカップ”。

みんなでペンギンになって楽しめる「ウォーキングフットボール」。
「ウォーキングフットボール」をもっと知りたい方は、日本ウォーキングフットボール連盟のホームページより詳細をご確認ください!