“ウソ”みたいな“ホント”のサッカー話。
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“ウソ”みたいな“ホント”のサッカー話。

SAMURAI BLUEの中の人

関わるすべての人が全力投球だからこそ、さまざまなドラマが生まれるサッカーの試合。耳を疑うような珍事件もあれば、チームの団結が生んだ心温まる話もあるんです。エイプリルフールの今日は、中の人が厳選したサッカーにまつわる“ウソ”みたいな“ホント”のエピソード集をお届けします。

退場理由は、選手が放った“おなら”!?

2016年のスウェーデン7部リーグ戦で、なんと「おなら」を理由に選手が退場するという事態が起きました。ペアスホーゲンSKに所属するDFアダム・リンデン・ユングクビスト選手は、試合中に1枚目のイエローカードを受けます。その直後、“意図的な挑発”があったとされ2枚目のイエローカードを受け、退場。審判は、ユングクビスト選手が警告を受けたことに反発し、 “おならをつかんで投げてきた”と判断したようです。もちろん、サッカーのルールにはおならをしてはいけないというルールはありません。ですが、相手や審判を挑発したり、嘲笑したり、または相手の感情を刺激するような行動をとると、スポーツマンシップに反するとされ警告が下されます。ユングクビスト選手の行為が挑発だったのか否かは本人にしかわかりませんが、試合後の取材で「お腹の調子が悪くて、ただおならをしただけだ」と語り、おならをした事実は認めたそうです。

参考: 『ゲキサカ』2016.6.23更新記事より


審判がゴールを決めた!?

オランダ4部のリーグの、ハルケマセ・ボーイズvs HSVフークの試合で起きた出来事です。ハルケマセ・ボーイズのゴール前で選手たちがせめぎ合うなか、すぐ側で待機する審判に勢いよくボールが当たり、ゴールの方へ……。なんとかハルケマセ・ボーイズの選手は蹴り返しますが、会場には笛の音が鳴り響きます。審判が触れたボールがゴールラインを割ったとされ、1点として認められたのです。試合が行われたのは2019年5月25日。当時国際サッカー評議会が定めていた競技規則には、審判にボールが当たったとしても選手たちは気にせずにプレーを続けなくてはならない、つまり「主審を石だと思ってプレーするべき」というルールがありました。ルールに則った結果、ゴールが認められたというわけです。ですがその後ルールが見直され、現行の競技規則では、フィールド内で審判員がボールに触れて試合の流れが変わる場合は試合を一度中断し、ドロップボールによりプレーが再開されることになっています。審判による1点は、後にも先にもない、最初で最後のゴールになったのです。

参考:『Football ZONE』2019.5.27更新記事より


8人で勝利を掴んだチームがいる!?

言わずもがな、サッカーは1チーム11人で戦うスポーツ。しかし、2020年9月の全国高校サッカー選手権の都道府県大会に、キーパー含めわずか8人でピッチに立ち、初戦を突破したチームが現れたのです。舞台はサッカー大国の静岡、主役は静岡県立下田高校。当時の下田高校は、春に1年生の入部がなく、3年生が受験勉強に専念するため引退したばかり。2年生の8人のみで構成された新チームでした。そのような状況下にも関わらず、試合は1-1に持ち込み、PK戦で勝利。試合後の監督や選手のインタビューによれば、人数不足を補うために、とにかく「走る」戦法をとっていたとか。翌年の2021年の春は無事に新入部員が加入し、総勢12人で試合に臨むことができたそうです。

参考:『Number Web』2020.10.6更新記事より


1試合でレッドカード36枚!?

悪質な違反行為を行った場合に出されるレッドカード。出された選手は退場となり、ピッチ上の選手の人数は減っていきます。そのような中、2011年に行われたアルゼンチンの5部リーグの試合では、ピッチ上で戦う選手の22人を超える、36枚のレッドカードが出されたというのです。アウェイのビクトリアーノ・アリナスは、2人の退場者が出たこともあり0-2で敗退。この結果を不服に思った同チームの選手は、相手の選手と喧嘩をはじめてしまいます。さらに他のメンバーも加担していき、会場全体で乱闘騒ぎへと発展。見かねた主審は、控え選手も含めた1チーム18人、両チーム合わせた36人にレッドカードを出したのでした。

参考:デジタルメディア版『サンスポ』2016.10.31更新記事ほか


選手のベンチに、シロクマのぬいぐるみが座った!?

2015年6月に行われたFIFA女子ワールドカップ。なでしこジャパンは初戦でFW安藤梢選手が試合途中に負傷離脱し、手術のために日本へ緊急帰国しました。次のエクアドル戦から安藤選手が不在のなか戦うことになりましたが、ベンチには安藤選手の7番のユニフォームを着たシロクマのぬいぐるみの姿が。チームは「安藤とともに戦いたい」と、試合会場のウィニペグでシロクマのぬいぐるみを購入していたのです。シロクマのぬいぐるみは、チームメイトに抱えられて国歌斉唱にも参加。安藤選手を含め23人の想いが一つになったなでしこジャパンは、決勝の舞台にたどり着きます。そして決勝当日、ベンチには松葉杖をついた安藤選手本人が座っていたのでした。

参考:中の人(FIFA 女子ワールドカップ2015 なでしこジャパン担当)


※イラスト/中島ミドリ




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SAMURAI BLUEの中の人
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